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介護福祉士

[2024年12月13日]

ID:843

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介護福祉士としての勤務先

訪問介護事業所

 訪問介護事業所にて、サービス提供責任者として勤務をしていただきます。ご利用者の利用サービスの相談対応、ホームヘルパーの派遣調整・管理等の専門的業務を行っていただきます。

通所介護事業所

 デイサービスセンターにおいて、生活相談員兼介護職員として勤務します。

岡山市ふれあい介護予防センター

 岡山市ふれあい介護予防センターにて、地域の高齢者に対する介護予防の取り組みに携わります。

先輩の声

 ふれあい公社で、総合職として働いている先輩方へのインタビュー記事です。

岡山ふれあい中央介護サービスセンター配属(サービス提供責任者)

  • 1年目 岡山ふれあい中央介護サービスセンター
  • 現在に至る
サービス提供責任者の写真

一対一でご利用者様に向き合えるヘルパーという仕事に魅力を感じた

 ヘルパーになりたいと思ったきっかけは、身体障害を持っている家族がおり、実家にヘルパーが来てくれていたことです。私も何か力になれることがあればと思い、介護の資格をとりました。他の介護職ではなくヘルパーを選んだのは、私にとって身近な存在であったことに加えて、利用者と一対一で向き合えるヘルパーの仕事に魅力を感じたからです。入社当時はホームヘルパーとして働いていました。訪問介護という仕事への学びをもっと深めたいと考え、サービス提供責任者としての仕事をしてみたいと思いました。

 サービス提供責任者の職務内容はホームヘルパーの派遣調整や関連機関との連携、サービス開始時の契約、ホームヘルパーとしての代行訪問等です。ホームヘルパーの時には直接ご利用者様と会って話をしますが、サービス提供責任者は電話で対応をしなければならないことも多く、電話では相手の様子が見えないので、相手に正しく伝わるように言い方や伝え方を考えないといけません。また、ご利用者様だけでなく、ご家族やケアマネジャー等の関連機関との連携も必要となり、目を向けなければならない部分がホームヘルパーだったころよりも増えましたが、提供するサービスはホームへルプ(訪問介護)に変わりはなく、ご利用者様にしっかり向き合い、接していくという点は基盤であり変わることはないと感じています。

ご利用者様の生活を支えるための支援であり、より良い支援のためには情報共有や連携が大切

 介護保険の更新時やサービス内容を変更するときにはサービス担当者会議を開きます。会議では、ご本人とご家族以外にもケアマネジャーや他のサービス利用(福祉用具やデイサービス、訪問看護など)もある場合その担当者も参加します。普段の利用時の様子などを伝えるため事前に記録を見たり、訪問しているヘルパーに話を聞いたうえで会議に臨んでいます。情報共有や連携は不可欠であり、ご利用者様の生活を支えるための支援であり、その支援をより良いものにするためにもとても大切な場であると感じています。

自分の経験が自信と成長につながる

 ヘルパーとして現場に出向いた時、訪問当初はなかなか慣れずにご利用者様からキツイ言葉をいただくこともありましたが、訪問を繰り返すうちに、「あんたが一番話をしやすい」と言っていただいた時はとても嬉しく感じました。また、サービス提供責任者として、ヘルパーさんの支援を見たときに、「ここはこうしたらいいよ」等具体的なアドバイスを伝える事が出来たときには、経験が自身の成長につながっていると実感します。まだまだ学ぶことは多くありますが、自信をもって今後も仕事に臨んでいきたいと思っています。

  職場は明るく、わきあいあいとしており何かあれば、先輩達がいつでも相談にのってくれます。実際に訪問するのはホームヘルパー1人ですが、皆が1つのチームとして仕事をしているのでとても安心して働けます。仕事をするうえで何より大切なことは信頼関係が築ける関わり方をしていくことだと思います。ご利用者様に信頼してもらえる関係性を築き、これからもより良いサービスを提供していくためにも頑張っていきたいです。

業務で情報共有をしている様子
1日の流れ(訪問介護事業所勤務)
時間業務内容
8時30分出勤、朝礼、ミーティング
10時30分ヘルパー代行訪問 (ご利用者様のご自宅へ訪問し、ヘルパーとしてサービスを提供)
12時00分昼休憩
13時00分利用者宅にて担当者会議 (事前に必要情報等を確認し、ご本人・ご家族、各サービス担当者と情報を共有)
14時00分ヘルパー代行訪問 (ご利用者様のご自宅へ訪問し、ヘルパーとしてサービスを提供)
16時00分事務所にて書類作成 
17時15分退勤

岡山市ふれあい介護予防センター北事務所配属(介護福祉士)

・1年目 岡山市ふれあい介護予防センター

・現在に至る

介護予防センターの介護福祉士の写真

介護が必要になる前の対策に関りたいと思った

 転職前は、介護現場で働いており、転倒などで介護が必要となった状態のご利用者の方と接していました。その中で、介護が必要となる前の元気な時に何か対策ができていたら今もまだ介護が必要とならず元気に過ごせているのではないかという思いを抱くようになりました。介護予防に興味を持つようになり、もともと居宅介護支援事業所と関わりがあったふれあい公社の事業の中に、介護予防に取り組んでいる部署があることを知りました。

 岡山市ふれあい介護予防センターでは、介護が必要とならないよう元気なうちから介護を予防していく取り組みをしています。介護予防教室やフレイル健康チェック、訪問アドバイスなどを進め、介護が必要な状態となってからではなく、その前から関わりを持ち、元気な状態を保ち続けるための健康づくりを応援する事業に取り組んでいます。私が感じた、元気な時にできる対策に通じるもので、自分の思いを仕事にできるのではないかと考えました。

介護現場とはまた違う角度から介護に携わる新鮮さ

 公民館での介護予防教室や住民の方の通いの場である、あっ晴れ!もも太郎体操の普及、活動支援を行っています。サポーター養成講座等の開催により、高齢者の方がより活躍されたり、交流できる場所を増やすお手伝いをしてます。

 教室に参加される方たちは、元気な方がたくさんおられます。頻繁に同じ方と顔を合わすわけではありませんが、いろんな参加者の方とたくさんのお話ができるところは介護予防センターならではの面白いところだと感じています。以前は要支援・要介護の方の方が多く、介護予防センターではまだまだ元気な方との関わりが多いですが、一人ひとりに合わせた対応ができるように心がけていることは、前職も今も変わりません。

 介護予防センターには専門職がたくさんいて、自分以外のいろんな専門分野を持った職員と一緒に働くことになります。職種によっていろいろな考えがあるのでとても勉強になります。自分の職種には何ができるのかを考える良い機会になると感じています。

 また、前職ではしなかったような、教室等で使用するスライド資料作りをする必要があったり、介護予防普及のために実施した「介護予防フェスティバル」のような大きなイベントなど介護の現場では経験したことがないようなことに携わる時もあります。戸惑うこともありますが、新鮮で、介護現場とはまた少し違う角度から「介護」ということに関わることができると思っています。

介護予防教室で指導する様子
ある一日の流れ(介護予防センター勤務)
時間業務内容 
8時30分出勤
9時00分介護予防教室準備、出発 
10時00分介護予防教室実施(公民館で開催)
12時00分休憩 
13時00分教室片付け、事務処理(実施の報告、次回への課題等)
15時00分次回講習準備、打ち合わせ 
17時00分夕礼
17時15分退勤