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管理栄養士

[2024年12月10日]

ID:713

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管理栄養士としての勤務先

岡山市ふれあい介護予防センター

 岡山市ふれあい介護予防センターにて、地域の高齢者に対する介護予防の取り組みに携わります。

先輩へのインタビュー

ふれあい公社で管理栄養士として働く、先輩職員へお話を伺いました。

岡山市ふれあい介護予防センター配属(管理栄養士)

  • 1年目 岡山市ふれあい介護予防センター北事務所
  • 12年目 岡山市ふれあい介護予防センター
  • 現在に至る
管理栄養士の写真

介護予防センターの管理栄養士として求められる役割

介護予防センターでは、住み慣れた地域でいつまでも暮らしていただけるよう、岡山市民の皆様にフレイル(健康な状態と介護が必要な状態の中間で、心身の活力が低下した状態)の予防・啓発を進めるために必要な情報や対応方法などをお伝えしています。栄養面でのフレイルは低栄養状態になることを指します。食事の大切さや、どんなことに気を付ける事が必要か、フレイルの予防啓発をしていく事が管理栄養士として求められている役割だと思っています。

病院における管理栄養士の役割は、入院患者様に元気になっていただけるように治療食を提供したり、ご自宅でも食事療法が続けられるように食事のアドバイスをすることです。介護予防センターでは、アドバイス訪問は個別に依頼をいただいた方への対応となりますが、介護予防教室で栄養講話を担当する時には、大勢の皆さんに対してお話をさせていただきます。ここが病院との大きな違いだと感じます。食事の習慣や嗜好などが人それぞれで異なっているため、伝えたことをどのように受け取っていただけるかは人それぞれです。その中で栄養について興味を持っていただき、更に行動に移してもらえるように話をすることは、難しいなと感じます。

介護予防教室で講話についての質問を受けている様子

栄養の観点から何を伝えるべきかを考える

管理栄養士は、ふれあい公社の中でも介護予防センターにしか配属されていない職種で、岡山・北・南事務所にそれぞれ一名ずつ配置されています。それぞれの事務所では1人しかいない職種のため、みんな忙しくしていますが、困ったことがあれば電話で相談したり、次年度の介護予防教室の栄養講話やご紹介するレシピ動画の作成など、集まって打ち合わせをすることもあります。介護予防教室でお話する栄養講話は、管理栄養士で集まって講話内容やタイトルを決めています。話題になっているテーマを取り入れたり、他の職員にどんな話が聞きたいと思うかなどリサーチをして参考にしています。どんな内容なら興味を持ってもらえるのか、「やってみよう!」「自分にもできるかも」と思っていただけるよう、毎年、管理栄養士のみんなで悩みながら意見を出し合って決めています。

介護予防教室ではテーマをあらかじめ決めて栄養講話を行っていますが、介護予防教室以外にも栄養講話をさせていただくことがあります。あっ晴れ!もも太郎体操の出前講座で栄養講話をご希望される団体様もおられます。その時には、栄養や食事の事でどんなことが聞きたいかなどを事前にお伺いしてニーズに沿った内容をお話させていただいています。

管理栄養士同士での会議の様子

「楽しく介護予防」を進めていくために

業務は大変な事も多いですが、困ったときは上司や同僚に相談したり、意見を聞いたりしながら、どう進めていくか考えることでクリアするようにしています。介護予防教室の参加者様に「楽しかったよ。」「知らないことが多くためになった。ぜひ、実行したい。」などの感想を直接お聞きすることができ、笑顔で帰っていく姿をみた時はやりがいを感じます。

「楽しく介護予防」をモットーに介護予防教室を運営していき、岡山市のシニアの皆様の健康寿命が延伸し、住み慣れた地域で元気に過ごしていただくことを目指しています。そのためにも、介護予防に関する知識をわかりやすくお伝えすることは勿論ですが、参加者の皆様の交流の時間を設けたり、脳トレをしたり和気あいあいとした雰囲気づくりを大切にして、「月に1回は会場に行ってみようかな」と思っていただけるような内容となる事を意識しています。また、そのためには自分自身も健康で働けるよう気をつけていきたいと思っています。

介護予防教室の様子

お問い合わせ

岡山市ふれあい公社  総務課 総務係 採用受付 

住所: 岡山市中区桑野715番地2

電話: 086-274-5139

ファックス: 086-274-5203

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

Eメール: j-saiyou@mx.okayama-fureai.or.jp