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介護支援専門員

[2024年9月12日]

ID:831

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介護支援専門員としての勤務先

居宅介護支援事業所

居宅介護支援事業所で介護支援専門員(ケアマネジャー)として、ご利用者に対して適切なケアプランの作成や各サービスとの連携調整など在宅生活の支援を行います。

岡山市地域包括支援センター

岡山市地域包括支援センターにて、主任介護支援専門員の資格を活かし地域高齢者の相談支援業務および地域づくりに携わります。

(注意)地域包括支援センターへの配属は、主任介護支援専門員資格を持った方が対象となります。

先輩たちへのインタビュー

ふれあい公社で、介護支援専門員(主任介護支援専門員も含む)として働く先輩職員の方々へお話を伺いました。

西大寺ふれあい介護相談支援センター(介護支援専門員)

  • 1年目 ふれあい介護相談支援センター配属
  • 現在に至る
介護支援専門員の仕事の様子

地域の高齢者福祉と密接に関係する仕事がしたい

 前職は施設での介護に10年ほど従事していました。その中で施設に限らずもっと多くの人たちに寄り添い課題解決の一助を担いたいと思うようになり、地域福祉の仕事に関心を持ちました。「もっと地域と密接に関係する仕事がしたい」「地域の中でニーズを抱えている人の支援がしたい」という思いから高齢者福祉の支援の一翼を担う介護支援専門員という仕事をしようと考えました。

 介護支援専門員として働く就職先を探している時に、ふれあい公社のホームページで「市民福祉の向上を使命とし、ともに生きることができる健康・福祉のまちづくり」という基本理念に共感しました。また、ふれあい公社は高齢者福祉のみではなく、市内の福祉事業に対して幅広い展開をしており、この場所でなら他にもいろいろな経験が積めるのではないかと思いふれあい公社で働きたいと考えました。

 ふれあい公社は自分自身も昔から名前の知っている組織でもあるように、創立から30年を迎える歴史もあります。市内の各区に拠点となる建物があり、年月の経過と共にそれぞれの地域に根付いた存在であることなども踏まえ、地域での認知度が他事業所よりも高いのではないかと思っています。そんな背景を持つふれあい公社で、地域福祉向上の一助となれるようにこれからも頑張りたいと思っています。

個人の得意を活かして、協力しあう

 介護支援専門員の業務内容は、生活支援の必要な高齢者や家族の相談に乗り、その方に合った介護サービスの調整、ケアプラン作成、給付管理をすることです。ご利用者やご家族の話を聞くために、ご自宅に伺うこともあります。職場の雰囲気は、相互に相談や声掛けをしあい協力し合える環境です。各担当でどうすればいいかと悩むケースでもチームで共有してアイデアを出し合い、教えてもらいながら仕事を進めています。事業所での仕事は幅広くなっていますが、個人の得意分野を活かして業務分担をするなど工夫しながら仕事に取り組んでいます。例えば、BCP(業務継続計画)の作成、サービス事業所に送付する書類の一覧作成、担当ケースの相談、書類の確認など、今までの経験や特技を活かすことで業務を効率的に進めることができます。

ある日の流れ

1日のスケジュール
時間業務内容 
8時30分出勤
9時00分ミーティング 
10時00分利用者宅訪問(公用車に乗って、利用者のご自宅へ)
11時00分サービス調整(より安心して、活力を持った生活が送れるよう支援やサービスの導入検討等)
12時00分休憩
13時00分書類作成、電話対応
15時00分担当者会議(本人、家族、デイサービスの相談員、福祉用具相談員等サービスの関係者が参加)
16時00分書類作成
17時00分翌日分のスケジュール確認
17時15分退勤
介護支援専門員が利用者宅へ訪問のため外出する様子

岡山市中区地域包括支援センター(センター長)

  • 1年目 ふれあい介護相談支援センター配属(介護支援専門員)
  • 5年目 岡山市地域包括支援センター配属・社会福祉士として配置
  • 7年目 主任介護支援専門員として配置
  • 9年目 福祉主任に昇任
  • 11年目 地域包括支援センター長補佐に任命
  • 13年目 地域包括支援センター長に昇任(総合職へ登用)
  • 現在に至る
地域包括支援センター長の写真

いろんな人との関わりを通じて、自分の価値観が更新されていく

 もともとは福祉とは全く関係のない仕事をしていましたが、ヘルパーの資格を取得したことをきっかけに、福祉の仕事へと転職をしました。ふれあい公社の前は病院ヘルパーとして働いていましたが、入院に至る前の元気な方たちに対してサービス提供や支援をしたいと思い訪問介護事業所へ転職、サービス提供責任者の経験を経て介護支援専門員の資格を取得しました。その後、取得した資格を活かして働こうと考えていた頃、家族からふれあい公社で職員募集をしていることを教えてもらいました。

 介護支援専門員として初めての職場がふれあい公社で、同じ所属内の先輩方にどのような利用者にもその方の人生があり価値観を否定せず関わることの大切さを教えてもらいました。

 居宅介護支援事業所から地域包括支援センターへ異動となり、実務経験を満たしてから主任介護支援専門員の資格を取得しました。地域包括支援センターではさらにいろいろな方の話を聞くことができ、自分の価値観がどんどん更新されていくのを感じました。その経験で得たものを活かし、現在は所属職員からの相談を受けてアドバイスをしたり、その結果良い方向に進んで一緒に喜べる機会が増えていると実感できた時には自身の成長ややりがいを感じています。

たくさんの仲間と一緒に仕事をしていく

 人と人との繋がりが大切な業務なので、対象者や周辺環境への理解に悩む時がたくさんあります。そんな時は周りの人に相談し、いつも助けてもらっています。年齢や経験を問わず、困ったことだけでなく、なんでも相談することができ、話ができるたくさんの仲間がいます。ふれあい公社では定期的に人事異動がありますが、新しい環境や利用者との関係性を築いていくことなど、大変なことも多い中、職員同士で新たな関係性を作っていけることで、どんどん仲間が増えていく職場だと感じています。

楽しく働ける職場を作る

 現在は監督職となり、誰もが安心して思うことが話し合え、心理的安全性のある職場を目指しています。職員が楽しく働ける雰囲気づくりを図るとともに、私自身もまだまだ前向きに輝いていこうと思います。

所属職員から相談を受ける様子