最近もの忘れがひどく、お金の管理に自信がなくなりました。頼れる身内もいません。
ご自分の判断で福祉サービスの利用や日常的な金銭管理に不安のある方に対して、生活支援員を派遣し、安心して生活できるように支援します。
財産管理や日常生活でのさまざまな契約などを行うときに、本人では判断がむずかしく不利益をこうむったり、悪質商法の被害者になったりすることを防ぎます。
一人暮らしの近所のBさんが、消費者被害にあっているようです。家族以外の人が時々来ているのを見かけます。Bさんが困っているようなので、どうすればよいのでしょうか?
ご家族や関係機関と連携して必要な支援につなぎます。
認知症が疑われる場合は必要に応じて専門職員と連携して相談対応します。
Bさんを訪問すると玄関に段ボールの箱がたくさん置かれていたので、お尋ねすると「電話がかかってきて、どこかから送られてくる」ということでした。ご家族の連絡先をお聞きし、県外に住むご家族に状況を説明し、消費生活センターをご紹介しました。
その後、ご家族がクーリングオフの手続きをし、防犯機能付きの電話に替えられました。今後のために成年後見制度のご説明も行いました。
最近もの忘れが気になりだしました。病院にもかかっていないので相談する先生がいません。一度みてもらいたいのですがどこに行けばいいでしょうか?
認知症の初期対応および専門医療機関などへのつなぎができ、地域包括支援センターなど福祉・介護分野との連携を図ることができる医師を登録する制度のことです。
「岡山市認知症初期集中支援チーム」は、認知症が疑われる方やそのご家族等の相談を受け、内容に応じて家庭訪問等でご自宅での自立生活をサポートする認知症の専門チームです。認知症サポート医である専門医・看護師・保健師・社会福祉士等からなるチームが、ご本人の様子の確認やご家族への助言等の支援を、初期にいろいろな面から集中的に行います。
近所に住む高齢者が虐待されているようです。なんとかしたのですが...
地域包括支援センターでは、市と協議し、緊急度に応じてご本人とご家族の意向を伺いながら権利侵害につながらないよう他の機関と連携して慎重に対応しています。虐待に気づいた人は、市区町村に通報することが法律で定められており、通報者の個人情報は守られます。
早期に発見し、第三者が介入することで虐待の深刻化を防ぐことができます。
高齢者虐待の早期発見、早期対応および再発防止を目的に啓発チラシを作成しました。ダウンロードのうえご利用ください。
高齢者の介護は、考える以上に大変です。高齢者の虐待が増えていることの原因の一つには「介護者の心身の疲労」があります。
介護は家族だけでがんばっても限界があります。
地域包括支援センターでは、介護をしている養護者も支援が必要な対象として、支援をしています。
・無理をせず、さまざまな制度や介護サービスなどを上手に利用しましょう!
・困ったり悩んだりしたときには、地域包括支援センターにご相談ください。
岡山市ふれあい公社 地域包括支援課
住所: 岡山市中区桑野715番地2
電話: 086-274-5136
ファックス: 086-274-5137
電話番号のかけ間違いにご注意ください!