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介護予防センターの健康コラム>運動

[2025年6月21日]

ID:6045

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フレイル予防対策~運動編~

こんにちは。岡山市ふれあい介護予防センターの作業療法士です。

今回は「フレイル予防対策~運動編~」についてお伝えします。

みなさんは普段から「運動」を意識した生活を送っていますか?最近「歩く速さが遅くなった気がする」など、体力の低下を感じる事はないでしょうか?

そこで今回は「ストレッチ体操」「筋力トレーニング」、日常生活の中でできる「ながら運動」の3種類の運動をご紹介したいと思います!

  1. ストレッチ体操の効果は身体の柔軟性が向上することで怪我の予防につながります。また、血行の促進、疲労の回復の効果があります。
  2. 筋力トレーニングの効果は筋力がつくことで、歩く力や立ち上がる力を高めます。また膝痛、腰痛の予防、改善の効果があります。
  3. ながら運動は、「時間を決めて運動するのは苦手」という人でも、ふだん何気なく行っている日常生活の中でひと工夫すれば運動としての効果があります。

 運動は、無理のない範囲で毎日続けることがポイントです。

運動が苦手な方も座って過ごす時間を減らし、添付している画像を参考に運動に取り組んでみましょう!


※画像をクリックすると、拡大表示されます。
ストレッチ体操について、解説をしている画像です。 座った状態で、全身を伸ばしていきます。  (1)両手を前で組みます。組んだ両手を頭上へ引き上げるように、腕を伸ばしていきます。 (2)両手を背中で組みます。組んだ両手をさらに下に下げるように、腕を伸ばしていきます。 (3)椅子に浅く腰かけた状態で、椅子のふちを両手でつかみ、片足ずつ足を伸ばしていきます。  【注意事項】 ・このストレッチ体操は、それぞれ10秒間を目安に行っていきましょう。 ・痛みのない範囲でおこないましょう。 ・勢いをつけないようにしましょう。 ・筋肉を意識して伸ばしましょう。 ・バランスを崩さないように注意しておこないましょう。
イスに座ったままおこなう、すね(前脛骨筋)の筋力トレーニング方法について、解説している画像です。 (1)転倒しないよう、椅子のふちを両手でしっかりとつかみます。椅子に浅く座り、両足を膝より少し前に出します。 (2)かかとを床につけたまま、両足のつま先をできるだけ脛に近づけていきます。 (3)脛のつま先を上げた状態で、8秒間キープします。8秒後、ゆっくりとつま先をおろします。 (4)この動作を5回繰り返します。 【筋トレのポイント】背筋を伸ばして、おなかに力を入れると、より効果的です。
イスに座ったままおこなう、足の付け根(腸腰筋)の筋力トレーニングについて、解説している画像です。  (1)イスのふちを両手でしっかりと掴み、浅く腰かけましょう。 (2)背筋を伸ばし、姿勢を正しましょう。 (3)片足をできるだけ高く上げ、8秒間キープしましょう。片足が終わったら、もう片方の足も同じ動作を行います。 (4)この動作を左右5回ずつ繰り返します。  【ポイント】体が後ろに倒れないように、注意しましょう。
生活の中でできる「ながら運動」について、解説をしている画像です。 今回紹介するのは、「掃除機をかけている時にできる、ながら運動」と「電子レンジで温めている時の待ち時間でできる、ながら運動」です。  「掃除機をかけている時にできる、ながら運動」 (1)掃除機をかける際、1歩の歩幅をなるべく大きくします。 (2)前に出した足に体重をしっかりかけて踏み込みます。 (3)前に出した足を、元の位置に戻します。 この動作を繰り返していきます。 「掃除機をかけている時にできる、ながら運動のポイント」 足先と膝の向きは、同じ方向に向くように意識しましょう。  「電子レンジで温めている時の待ち時間でできる、ながら運動」 (1)壁や机に手をつき、態勢を整えましょう。 (2)しっかりと背筋を伸ばしながら、つま先立ちで立ちます。 (3)しばらくつま先立ちの姿勢をキープした後、ゆっくりと両足を地面におろします。 これらの動作を繰り返していきます。 「電子レンジで温めている時の待ち時間でできる、ながら運動のポイント」 転倒しないように、注意して行いましょう。

お問い合わせ

岡山市ふれあい公社 岡山市ふれあい介護予防センター 

住所: 岡山市中区桑野715番地2 岡山ふれあいセンター内

電話: 086-274-5211

ファックス: 086-274-5212

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Eメール: OYC@mx.okayama-fureai.or.jp