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健康コラム82

[2024年2月29日]

ID:4655

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舌の機能の低下を予防・改善する方法

こんにちは、岡山市ふれあい介護予防センター歯科衛生士です。

今日は、お口の中でも「舌」に注目して「お口の健康」についてお伝えします。

自分の好きなものが食べられない、食事があまり美味しく感じられない、近所の人と話をしていても聞き返されるばかりで会話が楽しめない・・・。皆さんの生活の中でこのようなことはありませんか?もしかしたら「舌の機能が低下している!」ことが原因の一つかもしれません。

舌は体の小さな部分ですが、QOL(生活の質)を維持し、幸せを感じて生きていくために欠かせない【かむ・飲み込む】【味わう】【話す】という大切な役割を担っています。

今日は、そんな大切な舌の機能の低下を予防・改善するためにできる、オススメの取り組みをご紹介します!舌は筋肉でできているので、使わなければ弱ってしまいます。意識的に舌を使い、鍛えて機能をアップしましょう!

  1. 舌の体操:舌を上下、左右、前後へ動かします。大げさにしっかりと動かすのがポイントです。
  2. 早口言葉:お口を大きく動かし、ハッキリと発音します。慣れてきたら速さも意識してみてください。他にも、音読をする・歌をうたう・お喋りをするなどの方法も効果的です。

また、舌で味わい美味しく食事をするには唾液の存在が重要です。お口の中が乾燥していると美味しさも感じにくくなってしまいます。ここまでに紹介した取り組みを行うと唾液の分泌が促進されるので、舌を鍛えると同時に潤いのあるお口を目指すことにもつながります!更に、食事の直前に「唾液腺マッサージ」を行うことも効果的です。

自分に合った方法を見つけて、元気な舌・潤いのあるお口を目指してくださいね。そして毎日の食事やお喋りを楽しみましょう♪


※画像をクリックすると、拡大表示されます。
舌の体操について紹介している画像です。 「上下に動かす体操」1.舌を下に向けて2秒間しっかりと出す。2.口を開けたまま、舌の先で上唇に2秒間触れる。1・2の動作を4回繰り返します。 「左右に動かす体操」1.舌をしっかりと前に出し、左に向けて2秒間伸ばす。2.同じ要領で右に向けて2秒間伸ばす。1・2の動作を4回繰り返します。 「口全体の体操」舌をまっすぐ前に3秒間突き出した後、舌を奥に引きます。この動作を4回繰り返します。
早口言葉のトレーニングについて紹介している画像です。これから紹介する早口言葉をそれぞれ5回ずつ繰り返してみましょう。1.「カピパラ・カッパを・かっさらう・カッパ・はっぱに・なりすます」2.「鹿もカモシカも鹿だが・しかしアシカは鹿ではない」 3.「キツツキ・木突き中・きつく木に・頭突き」4.「服売る夫婦・靴売る夫婦・ふる服売る夫婦・ふる靴売る夫婦」
唾液腺のマッサージについて紹介している画像です。1.耳下腺のマッサージ:耳の前に手を当て、後ろからゆっくりと円を描くようにマッサージをする。 2.顎下腺のマッサージ:親指を顔のエラの内側の柔らかい部分に当て、そのまま真上に押し上げるようにマッサージをする。

お問い合わせ

岡山市ふれあい公社 岡山市ふれあい介護予防センター 

住所: 岡山市中区桑野715番地2 岡山ふれあいセンター内

電話: 086-274-5211

ファックス: 086-274-5212

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

Eメール: OYC@mx.okayama-fureai.or.jp