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健康コラム80

[2023年12月1日]

ID:4476

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軽度認知障害

こんにちは、岡山市ふれあい介護予防センター介護福祉士の吉岡です。

今回は、「軽度認知障害」についてお伝えします。

「少し前に聞いたことを忘れて、同じ質問を繰り返す」「探し物や忘れ物が多くなった」「今までスムーズにできていたことが、時間がかかるようになった」こんなことはありませんか?

それは、もしかしたら「軽度認知障害」のサインかもしれません。

認知症の一歩手前の状態で、年齢以上のもの忘れが出ている状態を「軽度認知障害」と呼びます。この段階で対策を取れば、認知機能の維持・改善ができます。

軽度認知障害の段階で衰えやすい3つの機能(記憶力・注意力・遂行力)を鍛え、認知症予防に取り組みましょう。

(1)記憶力を鍛えよう ~とにかく思い出すこと!~

  • 新聞を読んで気になった記事を人に伝える
  • 一日前の日記をつける

(2)注意力を鍛えよう ~同時に2つのことをする!~

  • 歩きながら計算をする
  • 2~3品の料理を同時に作る

(3)遂行力を鍛えよう~新しいことへの挑戦!~

  • 旅行やお出かけプランを計画する
  • 新しい料理のレシピを考える


普段の生活にひと工夫して、取り組んでみましょう!


※画像をクリックすると、拡大表示されます。
「記憶力を鍛えよう」のポイントについて紹介をしている画像です。 記憶力を鍛えるためには、とにかく思い出すことがオススメです。 「思い出せそうなことを頑張って思い出す(例:買い物に行ったとき、買い物リストを見ずにスーパーを回る)」 「覚えたことを人に伝える(例:新聞を読んで、気になった記事を人に分かりやすく伝える)」 「一日前の日記をつける(例:できそうであれば1日・2日前の日記をつける)」 「若い時のことを振り返る(例:アルバムを見たり、当時流行った歌や出来事を振り返る)」
「注意力を鍛えよう」のポイントについて紹介をしている画像です。 注意力を鍛えるためには、同時に2つのことをするのがオススメです。 「2~3品の料理を同時に作る。(例)味噌汁を作りながら、野菜炒めや酢の物を作る」 「電話をしながらメモを取る」 「テレビを見ながら筋力トレーニングをする(例)いい姿勢で座った状態から、足を上げる。スクワットをする」 「歩きながら計算をする(例九九をする。100から7を引く。その答えから更に7を引く。これを続ける)」
「遂行力を鍛えよう」のポイントについて紹介をしている画像です。 遂行力を鍛えるためには、とにかく新しいことに挑戦することがオススメです。 「いつもの散歩コースを変更する(例:いつものコースを反対回りに歩く。遠回りをする)」 「旅行やお出かけプランを計画する。(例:感染対策をしている。イベントの参加を計画する)」 「新しい料理のレシピを考える(例:冷蔵庫の中にある物だけで、できる料理を考える)」 「頭を使うゲームや脳トレに挑戦する(例:囲碁・将棋・オセロなど対戦相手がいるものがおすすめ)」

お問い合わせ

岡山市ふれあい公社 岡山市ふれあい介護予防センター 

住所: 岡山市中区桑野715番地2 岡山ふれあいセンター内

電話: 086-274-5211

ファックス: 086-274-5212

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

Eメール: OYC@mx.okayama-fureai.or.jp