こんにちは、岡山市ふれあい介護予防センター理学療法士の西坂です。
今回は、「痛み」についてお伝えしていきます。
痛みは大きく分けて、怪我した時などに感じる「急性痛」と、はっきりとした原因が分かりにくく長期にわたり同じような痛みが続く「慢性痛」の2種類に分類されます。今回はその一つである「慢性痛」についてお伝えしたいと思います。
慢性痛は「体の状態」や「不安感などによる脳や心のストレス」が主な原因として考えられています。
筋肉が衰えたり姿勢が悪くなったりすることで、関節への負担が大きくなり痛みにつながります。また、痛みを覚えてしまうと、恐怖心などから動くことが段々と億劫になってしまいます。さらに、人間関係のストレスなどでも痛みを強くさせてしまうこともあるので、運動に限らず日々の生活習慣がポイントになります。
痛みと上手に付き合う(コントロールする)ために、まずは以下の2点を意識してみましょう!
➀30分~1時間に1回は動きましょう!
座っているだけでも長時間同じ姿勢でいることで、筋肉が緊張して痛みの原因になることがあります。屋内を動けるくらい痛みが落ち着いたら、30分~1時間に1回はお茶やトイレのついでに体を伸ばしたり、ストレッチ体操をしたりしましょう。
➁気分転換できる事をみつけましょう!
「楽しい事や集中している間は、体の痛みなどを忘れていた!」なんて経験ありませんか?お友達とでかけたり趣味活動に取り組んだりして、ストレスを少しでも発散させましょう。
最初から無理な運動をするのではなく、負担が少なくできる運動を日常生活の合間にでも行ってみましょう。また、気分転換できる事をみつけてストレスをなるべく溜めないようにしましょう!
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