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健康コラム76

[2023年8月31日]

ID:4216

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加齢による体の変化と熱中症予防のポイント

こんにちは!岡山市ふれあい介護予防センター看護師の岡村です。

8月になり、暑い日が続いていますが、みなさん体調を崩されていませんか?今年の夏は全国的に平年より気温が高く、熱中症にかかる方が多数発生しています。

今回は、「加齢による体の変化と熱中症予防のポイント」について伝えします。


加齢による体の変化として、3つあげられます。

  1. 体内の水分量の減少:高齢者は成人に比べ体内の水分量が少ないため、汗をかく量の低下をまねき、体から熱を放出しにくくなります。
  2. 暑さを感じにくい:温度に対する感受性が低下するため、暑さを自覚しにくくなります。
  3. のどの渇きを感じにくい:感覚機能の低下により、のどの渇きを感じにくくなります。
これら3つの特徴から、室内でも熱中症にかかりやすいと言われています。

【熱中症予防のポイントについて】
  1. 暑さを避ける:暑い日は無理せず、外出を避ける。少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所へ移動しましょう。
  2. 室内環境を整える:エアコンを適宜使いましょう。28度を目安に温度設定をしてください。日中のみならず、夜間も同じです。すだれの使用や扇風機との併用など、上手に室温調整をしましょう。
  3. こまめに水分補給:“のどが渇いていなくても”がポイントです。昼間は1時間おきに、また入浴前後や就寝前や起床後、1.5リットル/日を目標に水分補給を心がけましょう。
  4. 日頃から体調管理:「栄養バランスのよい食事」「適度な運動」「十分な睡眠」で規則正しい生活を意識して、体調管理に努めましょう。
まだまだ暑い日が続きます。
熱中症を予防するために、4つのポイントを心がけてこの夏を乗り越えましょう!


※画像をクリックすると、拡大表示されます。
「熱中症の症状について」解説をしている画像です。1.初期症状。めまい・顔のほてり・脈が速くなる・こむら返りや筋肉の痙攣→このような症状が出たら、しばらく様子を見て、症状が治まらなかったら病院へ行く。 2.中等度症状。体がだるい・吐き気・頭痛・汗のかきかたがおかしい。→早めに病院受診をしましょう。3.重症。体温が高い・呼びかけに反応しない・まっすぐ歩けない。→救急車を呼ぶ!「応急処置のポイント」1.涼しい場所に移動する。2.水分補給(水やスポーツドリンク)3.体を冷やす+風をあてる。「冷やす場所のポイント」足の付け根や首の周り、わきの下など。

お問い合わせ

岡山市ふれあい公社 岡山市ふれあい介護予防センター 

住所: 岡山市中区桑野715番地2 岡山ふれあいセンター内

電話: 086-274-5211

ファックス: 086-274-5212

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

Eメール: OYC@mx.okayama-fureai.or.jp