こんにちは、岡山市ふれあい介護予防センター作業療法士の小銭です。
今回は、「仲間の大切さ」について紹介したいと思います。
私は5月の連休にウォーキング大会へ参加してきました。後楽園を出発し操山~上南~西大寺、邑久町へと進み和気を回り赤磐を抜けて、牧石~高島経由で、再び後楽園に戻ります。24時間以内に100kmを歩くものです。
以前は1人で出場していましたが、昨年から仲間と一緒に歩いています。
1人で歩くと歩行スピードも速くたくさん進めるのですが、タイムや順位が気になり孤独と闘いカラダやココロへの負担が大きく、道中考えることとは「苦しい…何をしているのか…」自問自答の繰り返しです。
海外でこんな研究があります。「1人で運動をするより、仲間と運動をした方が生活の質は向上する」
また、人に見られていることで運動能力が向上し、効果的なトレーニングにつながるそうです。
1人での運動は、黙々とおこなうことで量は得られますが、生活の質は下がりストレスの指標を悪化させます。そもそも、ウォーキングも1人でおこなうのは「歩いた実感」が得られるだけです。
道中はたわいのない会話、他の参加者に声をかけ・かけられながら…大きなマメが足裏にできて痛みが強く泣きそうになるも、仲間から元気をもらい自分を奮い立たせる、100kmという距離は永遠とも思える距離ですが、気がつけば仲間とともに無事にゴール(完歩)ができました。
みなさんはいかがでしょうか?
普段ウォーキングやトレーニングをしている時、黙々とおこなっていませんか? おひとりの方は、少しだけ勇気を出して散歩中に出会う人に、あいさつにを一言たしてみてください。それをきっかけに、人とのつながりが広がり運動効果は高まるでしょう。
仲間と歩いている方は、歩調(運動習慣も)を合わせ続けてください。ただし、おしゃべりが過ぎて、運動がお留守にならないように。
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