こんにちは、岡山市ふれあい介護予防センター介護福祉士の大山です。
みなさん、1日1回は外出していますか?
1日1回の外出というと、多いと感じるかたもいるかもしれませんが、外出の頻度と認知機能の低下には深い関係があることが判ってきました。実は1日1回外出する人に比べて、2から3日に1回の外出頻度の人で約1.5倍、週に1回の外出頻度の人で約3.5倍、認知機能の低下するリスクが高くなるのです。
外出することで、活動量が増え体力の向上や病気の予防につながります。
また、こころに良い刺激となり、毎日の生活をリフレッシュしてくれます。
近場でも良いので、外に出る頻度を多くすることが大切です。
そこで、外出を増やすヒントを紹介します!
1.家の周りを散歩しよう
まずは、毎日家の外に出てみましょう。初めは家の周りを数分でも良いので歩いてみましょう。
2.○○まで行ってみよう
公園やコンビニなど、あなたが歩いて行けそうな場所を目的地にして、そこまで散歩しましょう。
3.行きつけの場所を10か所つくろう
スーパー、コンビニ、薬局、公園、郵便局など、行きつけの場所を10か所つくってみましょう。
4.続けるコツ
外出の記録をカレンダーや日記に残してみましょう。
外出が習慣化できたら、外出にプラスして週に1回以上は人との交流をしましょう。
人との交流が多いほど、認知症やうつ病の発症率が低くなるといわれています。
散歩の途中に会った人、登下校中の子どもたちに積極的に挨拶してみましょう。慣れてきたら、挨拶プラスもうひと言(例えば「朝晩涼しくなってきましたね」など)かけてみましょう。
そして、月に1回以上、趣味活動や地域のサロン(通いの場)、公民館講座、ボランティア活動など、やりがいや楽しさのある活動に参加してみませんか?
「外出」の機会を増やすために、感染対策を行いながら、今できることを工夫して取り組んでみましょう!
岡山市ふれあい公社 岡山市ふれあい介護予防センター
住所: 岡山市中区桑野715番地2 岡山ふれあいセンター内
電話: 086-274-5211
ファックス: 086-274-5212
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