こんにちは、岡山市ふれあい介護予防センター看護師の野口です。
皆さん、健康診断は受けていますか?
生活習慣病の代表格ともいえるのは「糖尿病」です。
今日は糖尿病についての話です。糖尿病は高血糖値が慢性的に続く状態です。
糖尿病には2種類のタイプがあり、1型は膵臓でインスリンが作られず、2型は遺伝や生活習慣が原因で、患者の90%はこの2型タイプです。
糖尿病は初期に自覚症状がほとんどなく進行していき、合併症が出て初めて気づくこともあります。
治療せずにそのままにしておくと、さまざまな合併症を引き起こしてしまいます。
三大合併症として、「網膜症」「腎症」「神経症」があり、他にも命にかかわる病気にもつながることもあります。加齢や家族歴、高血圧、肥満、生活習慣、喫煙、飲酒が糖尿病に影響を与えます。
糖尿病になると、フレイル・サルコペニア・アルツハイマー型認知症のリスクが約1.5倍になり、糖尿病を予防することは、フレイル予防につながります。
糖尿病は治癒する病気ではないので、病気にならないように予防したり、進行を防いだりすることが大切です。
食事、運動、生活習慣を意識しましょう。
1.食事
1日3回、規則正しく栄養バランスのとれた食事をとる
食物繊維を摂る
よく噛んでゆっくり食べる
食べ過ぎに注意する
飲み物は糖分がない物にする
2.運動
有酸素運動を毎日、少なくとも週に2~3回実施する
ながら運動(〇〇しながら)をする
3.生活習慣
禁煙する
飲酒量に注意する
ストレスをためない
睡眠時間を十分にとる
定期健診を受けることは糖尿病の早期発見につながります。人生100年時代と言われています、健康で過ごせるように予防していきたいですね!
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