ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置

健康コラム62

[2022年7月7日]

ID:3154

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

音読トレーニング

こんにちは!岡山市ふれあい介護予防センター歯科衛生士の野上です。

「健康長寿!人生100年時代!」ここ最近よく耳にするフレーズではないでしょうか?

年をとることは避けられないのですが、いつまでも自立して元気で居続けるためには、「オーラルフレイル(口の衰え)」を予防することが重要な鍵となります!

今回は、オーラルフレイルの予防で大切な「のどの筋力」を鍛えるおすすめの「音読トレーニング」をご紹介します!

音読を行う事で、口や舌の筋力低下を予防し、噛む力・飲み込む力・はっきり発音できる力の維持に役立ちます。また、誤嚥性肺炎の予防にもつながります。

そして、声に出すことで、視覚と聴覚を同時に使い、脳が活性化します。記憶力の向上や認知症予防にもつながります。それでは早速、やり方をご説明します!

音読するときの6つのポイント

1. 文章を用意します:新聞のコラムや好きな本の一節、お気に入りの曲の歌詞を音読しましょう。

2.姿勢を整えます:椅子に座る場合は、足の裏を床につけ、背すじを伸ばしましょう。

3.口をしっかり動かします:口を大きく動かして、はっきり発音すると、のどや舌のトレーニングになります。さらに唾液腺が刺激され、口が潤います。

4.ゆっくり読みます:腹式呼吸を意識して、深い呼吸を心がけ、普段の会話よりゆっくりと少し大きな声で読みましょう。

5.一息で長く読みます:発声時間を長くして肺を鍛えます。息継ぎをする時は、お腹が膨らむことを感じながら、早く深く行いましょう。

6.1日3回行います:1回1分程度、朝・昼・夜の3回行いましょう。

もしかすると、新型コロナウイルスの感染予防対策の影響で声を出す機会が減り、声やのど、肺の老化が進んでいるかもしれません。より早い段階で、口からチャレンジするフレイル予防について「知り」「気づき」「行動」することが大切です。普段の生活に取り組みを少しプラスして、継続することが、間違いなく健康寿命延伸につながります。それでは今日から早速、取り組んでみましょう。

介護予防センターのホームページから、音読の資料のダウンロード・印刷ができます!

ホームページから、〈チラシ・リーフレット〉を選択→各専門職の中から〈歯科衛生士〉をクリックしていただくと音読の資料が載っていますので、印刷してご活用ください。

※画像をクリックすると、拡大表示されます。

音読トレーニングの6つのポイントの画像です

お問い合わせ

岡山市ふれあい公社 岡山市ふれあい介護予防センター 

住所: 岡山市中区桑野715番地2 岡山ふれあいセンター内

電話: 086-274-5211

ファックス: 086-274-5212

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

Eメール: OYC@mx.okayama-fureai.or.jp