こんにちは、岡山市ふれあい介護予防センター歯科衛生士の岡部です。
1月19日は「い(1)いく(19)ちの日」=いい口の日です。
皆さん『あいうべ体操』ってご存じですか?福岡県の医師、今井一彰先生考案のお口の体操で、インフルエンザ予防に効果があると話題になった体操です。
「お口の体操とインフルエンザ予防が関係あるの?」と疑問に思われるかもしれません。「風が吹いたら桶屋が儲かる」のように一見結びつかず、すぐにはピンと来ないかたも多いのではないでしょうか。
人間は本来、鼻で呼吸をする生き物です。ところが、鼻炎やお口周りの筋力が低下することが原因で、お口が閉じにくくなり、口呼吸をするかたが増えています。
特に冬は、口呼吸をすると、乾いた冷たい空気と一緒に細菌やウイルス・ほこりなどの異物が直接肺に入り、病気にかかりやすくなります。
また、お口の中が乾燥して、湿気を嫌う細菌が増殖しやすい環境になってしまいます。
一方、鼻呼吸であれば、鼻毛や粘液など天然のフィルターがほこりなどの異物をブロックし、更に空気が鼻腔を通ることによる加湿効果で、ウイルスの増殖を抑えることができます。
まさに高性能の空気清浄機!
『あいうべ体操』は、お口を大きく動かして唇や舌の筋力をアップさせることで、口呼吸を鼻呼吸に改善し、インフルエンザなどのウイルスの侵入を減少させる効果を高めます。(画像:やってみよう1)
あわせて、唇を閉じる力がアップする『ぶくぶく体操』(画像:やってみよう2)もオススメです。
毎日、お口の体操をしてウイルスの侵入をブロックし、【健康=健口】な「いいくち」を目指しましょう♪
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