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健康コラム51

[2021年11月1日]

ID:2300

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変形性関節症

変形性関節症とは、軟骨がすり減ることで関節の形態が著しく変化した状態をいい、痛みや腫れを伴うことも多くあります。

一旦変形してしまった関節が治ることは難しいと言われています。しかし、対策をおこなうことで痛みが軽くなる可能性もあります。
今回は、変形性関節症の中でも特に多いとされている「膝」について、3つの対策をお伝えします。


1.膝関節のストレッチをしよう!

膝の動く範囲が小さいと、生活動作に支障が出たり痛みに繋がったりしてしまいます。伸ばしにくい場合は、太ももの後ろをストレッチをしましょう。曲げにくい場合は、今の曲がる範囲を維持するために、お風呂の中などで痛みのない範囲で曲げるようにしましょう。


2.膝関節の周りの筋力をつけよう!

筋肉が関節を安定させ、痛みが軽くなる可能性があります。痛みが強い場合は、体重をかけない筋力トレーニングがオススメです。


3.滑らかに動くようにしよう!

痛みがあると、どうしても動きが硬くなります。ボールを使って、さまざまな方向に動かすように練習してみましょう。また、痛みが強くて歩きにくい場合は、無理をして歩くと悪化する可能性があるので、杖やサポーターの使用をお勧めします。

少しでも痛みが気になり始めたら、まずは専門機関を受診してみてくださいね。



※画像をクリックすると、拡大表示されます。

変形性関節症を予防・改善するためのストレッチや、運動を紹介している画像です。1、ひざの曲げ伸ばしストレッチ。太ももの後ろ部分を伸ばすストレッチになります。いすに浅く座った状態で、片足を前にのばし、かかとをつけて10秒程度キープしましょう。椅子から落ちないように、椅子を手で持つなどして、しっかり体を固定しましょう。このストレッチは、膝痛や予防、また姿勢の改善の効果があります。2、膝まわりの筋力トレーニング。ふとももを鍛える体操を紹介しています。地べたに足をのばした状態で座りましょう。のばした膝の下に、丸めたタオルをしいて、膝の上に力が入るように、タオルを押しつぶし、ゆっくりと緩めていきましょう。この動作を10回程度おこなってください。慣れてきたら回数を増やしていきましょう。また、この筋力トレーニングをおこなう際は、手を地面について、からだを支えるようにしましょう。3、関節の動きのトレーニング。ボールを使った膝の運動です。座った姿勢で、ボールを片足で踏みます。踏んだ状態で足をゆっくりおおきく前後に動かしましょう。慣れてきたら、前後、左右、ぐるっと円を描くように動かす…などしてみましょう。

お問い合わせ

岡山市ふれあい公社 岡山市ふれあい介護予防センター 

住所: 岡山市中区桑野715番地2 岡山ふれあいセンター内

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