ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置

健康コラム46

[2021年12月22日]

ID:1918

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

夏バテ予防について

こんにちは、岡山市ふれあい介護予防センター管理栄養士の陶浪です。

8月4日は「栄養の日」です。「8(えい)4(よう)」(栄養)と読む、語呂合わせにちなんでいるそうです。
今回は、今の時期に心配な「夏バテ予防について」、栄養の面からお伝えします。

夏バテとは、高温多湿の夏にからだが対応できずに起こる、さまざまな体調不良のことです。

夏バテには、栄養不足が大きく関わっています。暑さのせいで食欲が落ち、冷たい飲み物やアイスクリームなど冷えたものばかり食べてしまいがちになることで、胃腸の疲れを引き起こします。

また、のど越しのよい素麺や、冷やし中華などを食べる機会が多くなり、炭水化物に偏った食事になりがちです。


【夏バテに効果的な栄養素と食材】

  • 豚肉・納豆・玄米・鰻など…ビタミンB1(疲労回復)
  • トマト・カラーピーマン・ブロッコリーなど…ビタミンC(免疫力アップ)
  • 肉・魚・卵・大豆製品など…良質なたんぱく質(体をつくる)


【夏バテ予防のレシピ】(資料1)

「豚肉とトマトのガーリック炒め」のレシピを紹介します。ニンニクの香りが食欲をそそるおかずなので、夏におすすめです。下記資料を参考に作ってみてくださいね。

暑さで汗をかくと、水分だけでなくビタミンやミネラルも排出されるので、脱水状態になってしまいます。からだに必要な栄養素が不足すると、免疫力低下にも繋がります。

【脱水予防のコツ】(資料2)
脱水は夏バテの原因にもなりますので、しっかり意識して水分をとる事が大切です。高齢者は特に脱水になりやすいので、気をつけましょう。


今年の夏も、栄養バランスの良い食事と水分をしっかりとることで免疫力を高め、新型コロナウィルス感染症対策と夏バテ予防をしましょう!

※画像をクリックすると、拡大表示されます。

資料1、豚肉とトマトのガーリック炒めレシピ。材料(1人前)豚肉こまぎれ、90グラム。オリーブオイル、小さじ2ぶんの1。トマト150グラム。青じそ2枚。おろしにんにく、小さじ2ぶんの1.濃口しょうゆ、おおさじ2ぶんの1。みりん、おおさじ3ぶんの2。こしょう(黒)、適量。作り方1、トマトをくし切り、あおじそを千切りにカットする。作り方2、フライパンにオリーブオイルをひき、豚肉を府が通るまで炒める。作り方3、強火にして、トマトを加えてさっと炒めたら、おろしにんにく、濃口しょうゆ、みりん、こしょうを加えて、さらに炒めあわせる。炒めた具材をお皿に盛りつけた、千切りにした青じそをのせたら、できあがりです。
資料2です。高齢者が1日に必要な水分量は、2.5リットルであること、高齢になると脱水になりやすい原因などについて解説しています。なぜ、高齢になると脱水になりやすいのかというと、1、加齢に伴って、からだの水分量が少なくなるから。2、のどの渇きを感じにくくなる。3、腎臓の機能が低下し、老廃物を排出するため、たくさんの水分が必要になる。4、食欲不振で摂取する水分や、塩分が減少する。5、失禁や誤嚥をおそれて、水分補給をおこたってしまう。などが、あげられます。

お問い合わせ

岡山市ふれあい公社 岡山市ふれあい介護予防センター 

住所: 岡山市中区桑野715番地2 岡山ふれあいセンター内

電話: 086-274-5211

ファックス: 086-274-5212

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

Eメール: OYC@mx.okayama-fureai.or.jp