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健康コラム45

[2021年12月22日]

ID:1917

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脱水症について

こんにちは、岡山市ふれあい介護予防センター保健師の藤森です。

みなさんご存じでしょうか?8月1日は「水の日」です。水の貴重さや水資源開発の重要性の理解を国民が深める日です。

人体にとっても、水は必要不可欠なものですね。これから暑くなるにつれて、特に脱水症への注意が必要になります。

今回は、その脱水症についてお伝えしていきます。

脱水症とは体内の水分が足りなくなる状態です。自覚症状としては口の渇きや、からだのだるさ、微熱、立ちくらみなどがあります。ひどくなると、食欲低下や脱力、頻脈、意識障害なども出現します。

高齢者は体内の水分量が少ない上に、のどの渇きを感じにくくなる為、水分補給が少なくなりがちです。また、トイレを気にして水分摂取を控えることで、脱水症をおこしやすくなると言われています。


さらに、症状が明らかになりにくい為、重症化する恐れもあり、特に注意が必要です。


【脱水症の予防】(水分制限のある方は主治医に相談しましょう)

  • 一日に必要な水分は、2.5リットルと言われています。食事から1リットル、水やお茶、牛乳などで1.5リットルを目安に摂りましょう。
  • 食事以外でもお茶の時間を設け、口の渇きがなくても定期的な水分補給をおこないましょう。
  • いつでも手元に飲み物を置き、こまめに水分をとる習慣をつけましょう。
  • 飲水などで水分補給をすることが難しい時は、食事の際にスープやみそ汁をつける、おやつにゼリーやプリンなど水分を多く含むものをとるなどの工夫をしてみましょう。
  • アルコールやカフェインを含む飲み物は利尿作用があるので、多量に摂取することは避けましょう。

☆だるい、微熱がある、食欲がないなど、体調がいつもと違うときには早めに受診しましょう。


水分をしっかりとって脱水症を予防し、元気に暑い時期を乗り切りましょう。

※画像をクリックすると、拡大表示されます。

水分補給のタイミングについての説明画像です。起床時・朝食・昼食・夕食・入浴時・就寝時に加えて、あいまにもこまめに水分補給をしましょう。1回に飲む目安は、200シーシー(コップ1はい)です。
脱水のサインを示す、体調の異変チェック表です。1、のどが渇く。2、食欲がない。3、嘔吐感がある。4、倦怠感を感じる。5、わきの下が渇く。6、微熱があり、汗を多くかいている。7、下痢をしている。8、めまいがする。9、頭痛がする。10、皮膚をつまんだあと、しわが戻らない。など。

お問い合わせ

岡山市ふれあい公社 岡山市ふれあい介護予防センター 

住所: 岡山市中区桑野715番地2 岡山ふれあいセンター内

電話: 086-274-5211

ファックス: 086-274-5212

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

Eメール: OYC@mx.okayama-fureai.or.jp