こんにちは、岡山市ふれあい介護予防センター作業療法士の池田です。
7月1日は「童謡の日」。みなさんは幼少期に、どんな歌をよく聞いたり、うたったりしましたか?
懐かしい童謡を聞くことで昔を思い出し、心が温かくなるような体験をされたことがあると思います。
今回はそんな体験を利用しておこなう心理療法、「回想法」について紹介します。
「回想法」には幼少の頃などの、過去を思い出すことで懐かしさや楽しさが蘇り、その時の穏やかな気持ちを思い出すことなどで、認知症予防の効果があると言われています。
回想法のやりかたは、個人でおこなうものと複数人のグループでおこなうものと2種類あります。
個人でおこなう場合は、過去のアルバムを見て、当時のことを思い出すのもいいし、自分の人生を振り返る自分史づくりなどもオススメです。
グループでおこなう場合は、自分の体験を複数の人達と話したり、他の人の体験を聞いたりします。人との交流を通じて、コミュニケーションの向上につながり、蘇った思い出が楽しかったという安心感から、心理的に安定する効果があります。
昨今、新型コロナウイルスの影響により、直接会っての交流が難しい状況です。電話や手紙などで当時のことを思い浮かべながら、ご友人や親しいかたと話してみてはいかがですか?
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