こんにちは、岡山市ふれあい介護予防センター介護福祉士の松川です。
6月14日は認知症の大きな原因である、アルツハイマー病を発見したドイツの医学者・精神科医アルロス・アルツハイマー博士の誕生日です。
そこで、今回は「認知症の症状について」お伝えしていきます。
みなさんは、「認知症」についてご存知ですか?
認知症は、認知機能が脳の障害によって持続的に低下し、日常生活や仕事に支障をきたすようになる状態のことです。
はじめのうちは認知症による「もの忘れ」と、老化現象による「もの忘れ」の区別はつきにくいものですが、次第に違いがはっきりしてきます。
そして、認知症が進んでくるとさまざまな症状がでてきます。
認知症の症状は「中核症状」と「行動・心理症状(BPSD)」の大きく2つに分けられます。
「中核症状」とは、脳の障害によって直接起こります。
例えば…
などが症状としてあらわれます。
また、「行動・心理症状(BPSD)」は、認知症の中核症状がもとになり、本人の生活や素質、周囲の環境や人間関係、介護の受けかたなどが影響して、日常生活のなかの行動や態度に起こります。
例えば…
認知症の症状は人によってさまざまです。周囲が気づく前から本人はなんとなく「認知症ではないか」と気がついています。
「もしかして?」と思うことがあれば、かかりつけ医やお住まいの地区の地域包括支援センターなどに、早めにご相談をされることをオススメします。
認知症の症状を知って、早期発見・早期対応を目指しましょう!
岡山市ふれあい公社 岡山市ふれあい介護予防センター
住所: 岡山市中区桑野715番地2 岡山ふれあいセンター内
電話: 086-274-5211
ファックス: 086-274-5212
電話番号のかけ間違いにご注意ください!