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健康コラム36

[2021年12月22日]

ID:1333

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たんぱく質を摂ってフレイル予防

こんにちは、岡山市ふれあい介護予防センター管理栄養士の陶浪です。
 
今回は「たんぱく質を摂ってフレイル予防」について、お伝えしていきます。
 
たんぱく質は高齢者にとって重要な栄養素です。
筋肉・血液・内臓など、私たちのからだのあらゆる組織の大部分は、たんぱく質でできています。また、活動をするためのエネルギー源にもなります。

 反対に、たんぱく質が不足すると、筋肉量が低下し、フレイルに陥りやすくなります。

 厚生労働省の【食事摂取基準2020年版】では、フレイル予防の観点から、65歳以上のたんぱく質の目標量の下限値が1日の摂取エネルギー量の13パーセントから15パーセントに引上げられました。

 具体的には、卵1.5個または牛乳コップ1.5杯(300ミリリットル)または、まぐろ3切れを追加する量の増加です。
65歳以上では、体重1キログラムあたり1グラム以上のたんぱく質を摂取することが望ましいとされてます。(体重50キログラムの人なら50~60グラムが必要)
 
【フレイル予防のためのたんぱく質摂取ポイント】

  • 良質なたんぱく質を選ぶ(肉・魚・乳製品・卵・大豆製品など)
  • おかずにちょい足しでたんぱく質量をふやす(粉チーズ・おからパウダー・ツナ缶など)
  • 間食(チーズ・ヨーグルトなど)で補う
  • 栄養補助食品(ゼリー・ジュースタイプなどがある)を活用する

【1日のたんぱく質の摂取目安量を知りましょう】

★手を使って1日の必要なたんぱく質の目安量がすぐにわかります。 (※下記の写真を参考にしてください)

※画像をクリックすると、拡大表示されます。

手を使ってはかる、1日に必要なたんぱく質の目安量の参考写真です。

お問い合わせ

岡山市ふれあい公社 岡山市ふれあい介護予防センター 

住所: 岡山市中区桑野715番地2 岡山ふれあいセンター内

電話: 086-274-5211

ファックス: 086-274-5212

電話番号のかけ間違いにご注意ください!

Eメール: OYC@mx.okayama-fureai.or.jp