こんにちは、岡山市ふれあい介護予防センター理学療法士の西坂です。
前回は、「生活不活発病」についてお伝えしました。そこで今回から、4回シリーズで「生活不活発病 対策」について、さまざまな専門職から対策方法やポイント等をお伝えしていきます!
1回目は「生活不活発病 対策(身体活動編)」です。 生活不活発病を対策するうえで、からだの活動量を少しでも増やすことが重要となります!
からだの活動は『運動』と『生活活動』の2つに分けることができます。
『運動』とは、体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施するものを言います。
オススメの運動は、ウォーキング・ストレッチ体操・筋力トレーニングです。体力や柔軟性、筋力が低下することで、動きづらくなってしまいます。
まずは、運動を継続して行い、運動習慣を身につけましょう! 運動に慣れてきたら、徐々に時間や回数を増やして、おこなってみてください。
それに対して『生活活動』とは、仕事や家事など、生活上の活動などのことを言います。
具体的には買物や洗濯・掃除などの家事、移動時の歩行や階段昇降、農作業などがあげられます。
日頃から役割を持ち、積極的に生活活動をおこないましょう!
動くことが難しい場合は、立ち上がったり、起き上がったりするだけでも生活活動になります。
身体活動量を増やすために、個々のライフスタイルに応じて、少しでも体を動かす工夫をしましょう!
【注意】
・体調がすぐれない、痛みや痺れなどがある場合は、無理のない範囲でおこないましょう。
・定期的に水分補給をして、熱中症に気をつけましょう。
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