こんにちは。介護予防センター看護師の古谷です。
日差しが暖かく、春を感じる季節になりましたね。
さて、みなさんは「酸っぱいゲップが出る」「胸やけがする」といった症状はありませんか?その症状、もしかすると「胃食道逆流症」かもしれません。胃の中にある胃酸が食道に逆流して起こる、さまざまな症状や障害を総称して胃食道逆流症と呼びます。
今回は、食事の欧米化などによって近年増加している「胃食道逆流症」について、お伝えしていきます。
本来、胃の中にある食べ物や胃酸は、食道と胃の境目にある筋肉(下部食道括約筋)の働きによって逆流を防ぐ仕組みになっています〈図1〉。しかし、加齢や肥満、食べ過ぎなどによって括約筋が緩み、胃酸が食道へ逆流しやすくなります〈図2〉。
症状が気になる方は、スケール表〈表1〉でチェックしてみましょう。合計点が8点以上の方は、胃食道逆流症の可能性があるため医療機関の受診をお勧めします。7点以下の方は、胃食道逆流症を予防・改善するために下記の〈表2〉に挙げた項目に気を付けながら毎日を健康に過ごしてくださいね!
岡山市ふれあい公社 岡山市ふれあい介護予防センター
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